健康豆知識26「寒いからって温かい飲み物飲むな」
- Raiki Okumura
- 2月5日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
TR:SAGE代表の奥村雷騎です!
今日も身体についての解説をしていきたいと思います!
「寒い季節に『温かい飲み物』が逆効果になることがある?」
寒い冬には、温かい飲み物を飲んで体を温めるのが定番ですよね。しかし、実は状況によっては温かい飲み物が逆効果になり、むしろ体を冷やしてしまうことがあるのを知っていますか?今回は、多くの人が知らない「温かい飲み物の落とし穴」と、寒い季節に本当に体を温める飲み方について解説します。
1. 温かい飲み物が逆効果になる理由
温かい飲み物を飲むと、最初は体がポカポカと温まる感覚があります。しかし、飲んだ後の体の反応を考えると、次のような理由で逆に体が冷えてしまうことがあるのです。
① 発汗による体温低下
温かい飲み物を飲むと、体が温まることで発汗が促されます。汗が蒸発するときに気化熱が奪われ、結果として体温が下がってしまうのです。特に、寒い屋外で熱い飲み物を飲んだ後に外に出ると、汗が冷えて急激に体温が下がることがあります。
② カフェインの影響
コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには、血管を拡張させる作用があります。一時的に血流が良くなるものの、手足の血管が広がることで体内の熱が外に逃げやすくなり、結果的に体が冷えやすくなることがあります。
③ 内臓の温度が急激に上がることでの反動
熱い飲み物を一気に飲むと、内臓の温度が一時的に急上昇します。しかし、体は急な温度変化を嫌うため、逆に熱を逃がそうとする働きが起こり、体温を下げる方向に作用することがあるのです。
2. 本当に体を温める飲み物と飲み方
では、寒い季節に本当に体を温めるためにはどうすればよいのでしょうか?以下のポイントを意識してみてください。
① ショウガ入りの飲み物を取り入れる
ショウガには「ジンゲロール」と「ショウガオール」という成分が含まれており、体を内側から温める作用があります。特に「ショウガオール」は加熱することで増えるため、ショウガ紅茶やショウガ湯が効果的です。
② ぬるめの飲み物をゆっくり飲む
熱すぎる飲み物ではなく、40~50℃程度のぬるめの飲み物をゆっくり飲むことで、体温の急激な変化を防ぎつつ、持続的に温めることができます。
③ シナモンや黒糖を加える
シナモンは血行促進作用があり、冷え性改善に役立ちます。また、黒糖はミネラルを含み、体を温める作用があるため、飲み物に加えると良いでしょう。
3. まとめ
寒い季節に温かい飲み物を飲むのは一般的ですが、間違った飲み方をすると逆に体を冷やしてしまうことがあります。発汗のしすぎやカフェインの影響、急激な温度変化に注意し、ショウガやシナモンなどの体を温める食材を活用しながら、ぬるめの飲み物をゆっくりと飲むのがおすすめです。冬こそ、賢く体を温める飲み方を実践してみてください!
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